私自身、兄弟が精神疾患を患いその中で、「働きたくても働けない」「職場に病気を理解してもらえない」などの障害があることでの生活の困難さや家族が抱える悩み、不安などを実感しています。それぞれが個性や能力を持ちながらも、社会とは切り離されていることにはもどかしい想いを抱えていました。昨今の厳しい情勢から支援を必要とされている方も多くなり、法人として、池内訪問看護ステーションを2022年３月に設立し自宅での医療目線から安心、安全なサポートを提供しています。関わる中で、「障害があることにより自宅から出たくても出れない」、「働く場がない」、「人と関わることが無くなっている、苦手」などの相談を聞くことが多くありました。障害も持っていても活躍できる環境づくりが出来ないかと考え、２０２４年２月に就労継続支援Ｂ型作業所ユニティーを開設。ユニティーは障害を持った方たちが共同作業や交流を通して、社会参加や一般就労を目指す訓練の場や自分の存在価値を見つけれる場を構築する支援をしていきます。人と人との絆を大切にしながら「自分らしく生きる」ことを支援します。医療と就労継続支援を両方の観点から見れることでよりよい環境づくりを作れるようスタッフ一同頑張ってまいりますのでよろしくお願い致します。